年に1度の乳がん検診に行きました。
マンモグラフィー検査をして終了・・練馬区ではコロナのため超音波検査や触診はやめたそうで。
あっという間に終わってしまったのでした。

その足で病院の近くの神社の酉の市へ。
ちょうど二の酉だったので、古い熊手を奉納して新しい熊手を購入。
昨年は神社の外の大通りまで長蛇の列だったのに朝早かったのでガラガラでした。
     酉の市

神社を出てもまだ時間が早いので映画をみることにする。
が、映画にもまだ時間があるので映画館の近くの向山庭園をおさんぽ。
紅葉が色づき始めて緑からオレンジ、赤へと変化するグラデーションが日にあたってきれい。
水のながれる池のほとりでベンチにすわってぼんやり。
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入口のフレームには季節の花がアレンジしてあってとても素敵でした。
癒される時間を過ごして、時間になったので映画館へ。





見たかったのは『土を喰らう十二か月』 
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沢田研二主演で、人里離れた信州の山荘でひとり暮らしている作家のおはなし。
自宅の畑や山で食材を調達して丁寧に食事を作っている様はすばらしく感動します。
料理は土井善晴さんの監修ということで、野菜の下ごしらえの丁寧さはさすが。
恋人の編集者である松たか子がやってきて、皮のまま焼いただけの芋や堀りたてのたけのこをほおばり
おいし~いと叫ぶその食べっぷりが素晴らしい。
びっくりしたのは急に葬式を自宅でやることになり、そこで出す精進料理をその場で作る場面。
とれたての胡麻を皮を取ることからはじめて擂ってだしでのばしてくずで固め胡麻豆腐になる。
人がたくさんきて料理が足りないとなったら、その場で庭からなすをとってきて炒めてみそで和える。
その手際の良さとおいしそうなのに惹きつけられました。
どの料理も食べてみたくてレシピ集がほしいぐらいなので原作本を買いたいです。

地味な映画だけれどほぼ満席でした。
年配の女性が多かったので「ジュリ~~」といってた世代なのかな。
とても良い映画でした。
沢田研二は前作の『キネマの神様』がすごくよかったのですが、今作もとてもよい。
すっかり好々爺になったものですが、エンドロールで流れる主題歌はジュリー健在です。
とても素敵な歌声で、テレビの歌番組で歌ってほしいなぁ。。と思います。

春夏秋冬の季節の移り変わりの映像もとても美しいです。
自然のなかで暮らすことの厳しさとそれを楽しむ人生に魅せられます。
野菜好き、料理好きの私にはとても楽しめる時間でした。
とりあえずおいしい胡麻豆腐が食べたくなりました。






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