パン教室でドライトマトをたっぷり使ったパンとムング豆という緑豆のスープを習いました。
 そして、コリンキーというオレンジ色のとんがりかぼちゃを使ったサラダです。
 
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 パンはフォカッチャのようにもっちりしていてドライトマトの酸味が美味しいパンです。
 ムング豆はつぶつぶがおいしくて夏の疲れた胃に優しいヘルシーなスープになりました。
 そしてオレンジ色のとんがりかぼちゃコリンキーは胡麻とバーニャカウダのサラダでいただきました。
 
 近所の仲良しの農家の方からこのコリンキーと、新鮮なつるむらさきや冬瓜をわけていただきました。
 コリンキーはコロコロに切ってかき揚げにしてみました。
 冬瓜とつるむらさきは生姜をきかせたお吸い物にして、からだに優しいメニューになりました。
 
 明日からは9月です。
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 ゆっくりカラダを休めようと、午後のひとときは読書。
 
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 このたびの直木賞受賞の中島京子氏『小さいおうち』
 戦前から戦後にかけての激動の時代に過ごした東京郊外のかわいいおうちの奥様と
 そこに仕える女中さんのお話し。 
 私が母から聞いた時代の、母の過ごした世界にとてもよく似ていて興味深く読みました。
 戦争中でも豊かな心を持って生きていた人たちの、ちょっと優雅な生活。
 わたしの子供の頃にも、家にはナニを隠そう田舎からでてきた10代の女中さんがいました。
 あの頃の女中さんたちって今のうちの息子より若かったんだと思うと何だか信じられませんが。
 いろいろなことを考えさせられるお話しでした。
 私が小さい頃から大好きだった絵本の『ちいさいおうち』とのかかわりも面白かったです。
 
 この夏はたくさん本を読みました。
 『孤高のメス』全六巻を読破し、『ハナミズキ』、『悪人』・・と最近の映画化された作品の原作ばかり
 読んでいます。どれも、映画化されるだけのことはある面白い作品です。
 読書の秋というにはまだまだ暑すぎますが、この秋も話題作をたくさん読みたいと思います。