映画 『サンセット・サンライズ』を観ました。
菅田将暉演じる東京のサラリーマンが三陸に移住するお話。
コロナ禍でリモートで働くために釣り好きのチャラい都会の人間がやってきた。
と異常に都会の人間を恐れてアルコールスプレーをまき散らす、、
ってあの頃はそうだったかも。
首都圏の人間と接してしまったら2週間は隔離っていうのもあったかもしれません。

単純な話ではなく、震災で苦しむ東北の人たちの複雑な気持ちに寄りそうのは難しい。
現地で暮らす人たちと、都会の人間たちとの温度感の違いがよくわかります。
それをコミカルに描いているのはさすが宮藤官九郎らしい。
ちょっとファンタジーな場面もあり、笑える場面もあり、涙もあり。
地方再生のためのプロジェクトとして空き家の対策に奔走する。
もとからある家具や家財道具をそのまま生かして素敵にリフォームするのは楽しそう。
また、この映画には、三陸の美味しそうなものがたくさんでてきます。
新鮮な魚介類はもちろん、お料理もいろいろ。
竹原ピストルさんの居酒屋で出す料理の数々は美味しそうなものばかり。
それを食べては「うまい!!」を連発する菅田将暉の表情もいいです。
隣のおばあちゃんが作る煮物だったり、井上真央さんが魚をさばいてなめろうを作ったり。
菅田将暉さんはこの映画の撮影中に7キロ太ったとかで、まんまるのお顔になってます。
河原で芋煮会をして作る芋煮のお鍋も美味しそうでした。
*** *** *** ***
実は最近、私のまわりで地方に移住する友人がすごく多いのです。
那須高原、信州、静岡、四国・・等々様々ですが。
東京で生まれ育った私には地方で暮らすことに憧れはあるものの現実的ではない。
実際に移住した友人を訪ねたこともあるけれど、私には無理だな、と思うのです。
コロナ対策、震災被災地の復興、過疎化等いろんな社会問題について考えさせられました。
美しい海、サンセットの景色、劇中で菅田将暉の描く絵も素敵でした。
帰りには久しぶりに映画館のとなりのピザ屋さんでジンガラランチ。
葉物野菜がお高いのにレタスをまるごと一個食べたくらい満足。
ごちそうさまでした。

【追記】
映画のなかで、山に入って山菜をとって天ぷらを作るシーンがあったので。
スーパーでみつけたタラの芽、ウド、そらまめを天ぷらにしました。
春の苦味が贅沢な大人の味。とっても美味しかったです。

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