昭和１２年から三度の内閣総理大臣を務めた近衛文麿氏の邸宅が昨年から一般公開。
荻窪にあることから、数々の重要な会議を「荻窪会談」などと言われた場所。
「荻外荘（てきがいそう）」という名付け親は西園寺公望とのこと。
近衛氏亡きあとには吉田茂首相もこちらに住んでいたそうです。
ずっと行きたかったのですが、爽やかな五月晴れの今日やっと訪れることができました。
広大なお庭も素晴らしいし、お屋敷のなかのお部屋はとても美しいです。
こちらは昭和１２年に建てられ大正天皇の侍医の屋敷を近衛氏が譲り受けたという。
家具も調度品も美しくてしゃれています。
近衛文麿氏の主治医だった私の祖父の日記に度々（荻窪から呼び出された）という手記あり。
祖父の家に飾られていて見覚えのある書の掛け軸が飾られていたので驚きました。
係の方に尋ねたらこれはレプリカで本物は杉並区の博物館に保存されているとのこと。
蔵には陶器のテーブルと椅子や軍服などが保管されています。
お庭の見えるカフェでお抹茶と水ようかんをいただきました。
新緑が美しく、すてきな時間でした。
荻外荘をあとにして、近くにある角川庭園へ。
こちらは角川書店の創業者で俳人だった角川源義氏の邸宅。
寄贈された杉並区が整備して一般公開しています。
現在も展示室、詩歌室、茶室として利用されているとのこと。
このあと、やはり近くにある大田黒公園へ向かいます。
日本で初めて音楽評論と言う分野を確立した大田黒元雄氏の屋敷跡を杉並区が整備。
園内には樹齢１００年を越えるイチョウ、ケヤキ、紅葉などが生い茂ります。
池には錦鯉がいっぱい。新緑が美しく、水の流れに癒されます。
こちら荻窪三庭園は杉並区の駅からの巡回バスでぐるっと廻ることができます。
とっても楽しい荻窪さんぽでした。
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しました
息子の学校が荻窪に在りながら、全く知りませんでした。行ってみたいな♡
目白の近衛文麿邸の一部が花想容というカフェになっていて、いつか行きたい候補に入れてました
今チェックしたら閉店してました💧悲しい😭
ボンボヤージュ
が
しました