楽しみにしていた映画 『国宝』 をやっと観ることができました。

原作がなかなか読み終わらなくて万博にいく新幹線でやっと読破したので。


とにかく美しく見とれるばかりの映像で感動しました。
観た人がみんな絶賛しているので楽しみでしたが期待をはるかに超えてきました。
吉沢亮も横浜流星も歌舞伎役者にみえました。
どんなにか過酷な練習をしたことでしょう。
さらに田中泯さん演じる万菊は人間国宝の坂東玉三郎さんに見えました。
以前玉三郎さんの『鷺娘』が映画になりスクリーンで観ましたが素晴らしかった。
私は歌舞伎好きでよく観に行きますが、歌舞伎ファンにも満足できる映画でした。
ストーリーは複雑で登場人物も多いのですが、
原作がかなりボリュームがあり長いので、それを3時間におさめるのは無理があり。
原作にあったのに描かれなかったシーンや、結構大事な登場人物がいなかったり。
途中、何年も行方知れずだった俊ぽん(横浜流星)がどうして急に表れたのかなど、
急に時間がとんで、あれ?と唐突に思うこともありますが。
喜久雄(吉沢亮)が師匠の代役に抜擢され舞台にでるときに震えがとまらず、
「自分が今欲しいものは血だ、俊介の血を飲みたい」というシーンが印象的。
血がつながっていないふたりが名門の家を継いでいくには。
芸の才能なのか、血筋なのか、とても苦しいテーマです。
原作を読んでいた時、任侠の跡継ぎで背中に彫り物があるのは横浜流星だとばかり思って
名家のぼんぼんが吉沢亮だと思ったのですが、逆だったのであれ?と驚いて、、
頭の中を整理するのに時間がかかりました。
すばらしかった連獅子、鷺娘、娘道成寺、曾根崎心中、藤娘、どれも歌舞伎で観ています。
あの演目は中村七之助でみたとか尾上松也とか団十郎でみたなど思い出され、
また歌舞伎座に行きたくなりました。
母が亡くなってからしばらく行っていないので、そろそろ観たいな。
映画のあとは、いつものタッポストチャオラへ。
ピザ生地のパンと生ハムサラダ、スープのランチ。
一昨日の旅番組でこのお店が紹介されたばかりだったので混むかと思いきや大丈夫でした。
テレビで紹介されたピザがなかったので、次回こそ。

今日はよい映画を観て余韻にひたっています。
素晴らしい映画なので、まだ観ていない方は是非!
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